Brooklynという街が好き。
前回は訪れなかったのでどうしても行きたかった場所、
それがブルックリン。
ブルックリンは数年前まで治安が悪いと言われていたけれど、
今は観光客やセレブの住処としてどんどん人気が増えている。
ガラの悪そうなかつての落書きだって、今では立派なウォールアート。
ウィリアムズバーグに行けばもっとこのアートがたくさんあるらしいけど
今回は行かなかったので、それが次回の楽しみ。
ブルックリンまで行くならこのBrooklyn Bridgeを渡るのが絶対。
橋を散歩してた紳士に撮ってもらった一枚。
写真を楽しみたいなら早朝に行くのが断然おすすめ。
朝7時頃でこの人の少なさ。
これがお昼頃から混み始めて、竹下通りみたいにカオス状態に。
朝行けば遠くに見えるManhattan Bridgeもかっこよく撮れる。
橋の終わり付近で、左側に枝分かれした道が見えてくる。
そこを進んでダンボというエリアに向かう。
ダンボだからゾウ?
この旅行中、堂場瞬一の『under the bridge』という本を読んでいたのだけれど、
ここダンボはまさにunder the bridgeの街。
橋の下が絵になる場所って、意外とあんまり出会わなかったかも…。
日本の橋の下といえば不良のタイマン、ホームレスの寝床…というイメージは
もしかしたら世の中を知らなさすぎるのかもしれない。
コーヒーの香りは好きだけどカフェイン過敏症気味な私は
アメリカーノがもしかしたらちょうどいいのかなと思った。
ダンボにあるコーヒーショップ、Butler。
ずっと歩き回っていたかったからテイクアウトにしたけど、
次はここでゆっくりして行くのも良さそうだな。
ブルックリンの何が気に入ったかって、
レンガ調の街並み。
この橋、ずっとBrooklyn Bridgeだと思ってたらどう見てもManhattan Bridge。
ここのスポットを最初に発見した人って誰なんだろう。
街を象徴するポイントを見つけられる人って尊敬するって思った瞬間。
きっとこの街が好きだからこそ見つけられたんだろうな。
少し歩くと、何やら出店がたくさん並んでいた。
この日は土曜日。
ブルックリンでは「Brooklyn Flea」と呼ばれるフリーマーケットが週末に開催されていて、
土曜日はダンボ、日曜日にはウィリアムズバーグと二箇所で行われる。
ガラクタから手作りアクセサリー、古着まで並んだ品は様々。
「この人が昔に買って集めてた雑誌とか瓶のふたとかかき集めて売ってるんだろうなあ」と思っていたけど、
昔のものってやっぱり味があって意外と家に飾るために買いたくなる。
でもとりあえずこの日は頑張って我慢。
代わりに、ブレスレットとリングを購入。
アクセサリーも見出すと止まらないから自分をどうにかコントロールしてた。
帰国してから部屋のインテリアをブルックリン仕様に模様替えを始めた。
だから、次はニューヨークでたくさんお買い物をしてしまおうと、強く思っている。
*
ダンボの観光客が集まっている場所から少し離れてみると、
急に人気がなくなって不安になった。
いきなり治安が悪くなることはないと思うが
マリファナの匂いがところどころでしたので、
訪れる時には少し気を付けて歩いた方がいいかもしれない…と思う。
*
Enpire Fulton Park Ferry Parkは、
Brooklyn BridgeとManhattan Bridgeの両方を見渡せるという贅沢な公園。
East Riverの向こう側にはマンハッタンの摩天楼。
この川を境に、全然違う街が存在している。
でもまだ、ブルックリンのことは知ることができていないと思う。
もっと奥に行きたいし、ブルックリンを超えてクイーンズにも行ってみたい。
きっと、まだ見ぬ可能性がたくさん詰まっている。
この街が好き。